2016年8月7日。現在は4年に一度夏季オリンピックの年に開催されている鶴ヶ島市の「脚折雨乞」をTHETAで追ってみました。
脚折雨乞ってどんな行事?
脚折雨乞は国選択無形民俗文化財、市指定無形文化財に指定される江戸時代から継承されてきた行事です。
脚折雨乞の特徴は、長さ36メートル、重さ3トンもある「龍蛇(りゅうだ)」を作って雨乞いを行うことです。龍蛇は、白鬚神社前で麦わらと孟宗竹、荒縄によって作られます。雨乞行事当日、出発前の入魂の儀により「龍神」となります。この巨大な龍神を、300人の男たちが雷電池までの約2キロメートルを担いで練り歩きます。
雷電池に到着すると、龍神を池に入れて、「雨降れたんじゃく、ここに懸かれ黒雲」と必死に叫び雨乞を行います。雨乞行事は、池の中でクライマックスに達します。最後の龍神の解体時、頭部に付けられた金色の宝珠を、若者が我先にと競って奪い合う様は、非常に豪快で見る者も圧倒されます。
(鶴ヶ島市のサイトより引用)
脚折雨乞渡御コース
1.白鬚神社(出発地点)
渡御(とぎょ)の儀:12時30分~
修祓(しゅうばつ)、入魂の儀、龍神へ御神水献水(けんすい)
脚折雨乞はじまりました #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
4.左折します
大きく左折します
脚折雨乞、龍蛇左折します。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
途中シルバー人材センター北側にて休憩。
(パノラマも撮影しましたがプライバシー保護のため不掲載)
6.国道407号線横断中
一番大きな通りである国道407号線を横断します
脚折雨乞、龍蛇が国道407号線を渡っています。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
9.龍神昇天
そしてクライマックス!龍神昇天(龍神解体)
脚折雨乞、龍蛇昇天。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
実はここに掲載した5倍程度の枚数を撮影しています。
この様に俯瞰で全体の雰囲気をアーカイブする意味でも、色んな場面でパノラマを撮り続けていこうと思います。
次回開催は2020年「東京オリンピック」の年です!