RICOH THETAシリーズに新たなモデルが追加されました。
「RICOH THETA SC2 for Business」
と言っても完全な新製品ではなく、THETA SC2のバリエーションモデルです。
この
「RICOH THETA SC2 for Business」は名前の通りビジネス向けに使いやすくしたSC2と言うことです。
ではどこがどう違うのでしょうか?
パッと見で違うのは色。
ビジネスモデルという事で落ち着きのある専用のグレーの本体色となってます。
で、ハード本体は同じものなのですが、使用できるプリセットが違うんです。
SC2のプリセットは
「顔」「車窓」「夜景」の3つがありますが、こちらに搭載されているのは
「Room」です。
これは室内や車内などの撮影に適した
HDR撮影の設定で撮影ができるプリセットです。
従来からあるHDR撮影とは異なり、フロントレンズとリアレンズで時間差
(Time Shift)で撮影するセルフタイマー機能も使えます。これにより、窓のある室内など明暗差の激しい場所での描写が向上し、撮影者自身を写り込まなくすることができるようになります。
不動産や、自動車の車内などを撮影されるビジネスユースに使い勝手が良いでしょう。
逆に言うと、ビジネスモデルとは言え上記の使用方法以外でのメリットはありません。
プリセットも「Room」のみとなり 「顔」「車窓」「夜景」は搭載されないことに注意が必要です。
多くの方は通常のSC2で良いと思います。
RICOH THETA SC2 for Businessの主な特長
高画質・高品質な 360°の全天球静止画/動画撮影が可能
・明るい開放 F 値 2.0 の大口径小型二眼屈曲光学系と最新のイメージセンサーにより、出力画素で約1400 万画素に相当する高精細な 360°の全天球イメージが得られます。従来機種の RICOH THETA SC から露出精度やホワイトバランスのアルゴリズムを一新し、オート撮影での正確で自然な描写を実現しました。また、イメージセンサーと画像処理エンジンの刷新により、上位機種と同じく 4K(3840×1920ピクセル)相当、30fps(フレーム/秒)の高画質な 4K 動画の撮影(最大 3 分間)に対応しました。
ビジネスシーンで活躍する機能の搭載
・屋内と屋外の輝度差が大きい室内撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載し、電源オン時に毎回プリセットの「Room」で起動します。また、フロントレンズとリアレンズ(シャッターボタン側)のレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使えます。撮影者は三脚などにTHETAを固定し、撮影していない方のレンズ側に移動することで、画像に映り込むのを防ぐことができます。
わかりやすい本体 UI(ユーザーインターフェース)
・本体下部に設定モードを示すアイコンや、スマートフォンとの接続状態、バッテリー残量などの情報を表示する状態表示 OLED を搭載しました。また、セルフタイマーボタンを搭載し、カメラ単体での撮影時に便利になりました。
Bluetooth®&無線 LAN による接続と高速データ転送
・Bluetooth®によるスマートフォンとの常時接続が可能です。Bluetooth®のみ接続した状態でスマートフォンからの撮影ができます。無線 LAN 接続では、スマートフォンでのライブビュー表示や画像転送など全ての機能が利用でき、撮影シーンに応じて使い分けが可能です。
・従来はデータ転送時に行っていた天頂補正を再生時に実施する仕様に変更し、動画の転送速度を従来機種RICOH THETA SCの約4倍注3に高めています。
新製品の「RICOH THETA SC2 for Business」は、屋内と屋外の輝度差が大きい室内撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載しました。「Room」使用時にはフロントレンズとリアレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使えます。
これにより、室内を撮影されることが多い不動産業や、車内を撮影されることの多い自動車販売業などのビジネスユースのお客様にとって、使い勝手のよいモデルとなっています。
またビジネルモデルの販売に伴い、360°コンテンツの制作・公開サービス「THETA 360.biz」の有料プランとセットになったお得なパッケージプランも発表されました。詳細は特設サイトをご覧ください。
「初回RICOH THETAパッケージプラン」
https://lp.theta360.biz/theta-package-plan.html
「RICOH THETA SC2 for Business」は3月中旬発売予定。
既にAmazonでの予約も開始されています。