『RICOH THETA V』本体のファームウェアが2.10.1にバージョンアップしました。
今回の目玉は、新しいプラグインとして撮影した静止画・動画ファイルをUSBメモリに移動できるようになったことです。
歴代THETAシリーズは全て内蔵メモリしか搭載しておらず、メモリが一杯になったらパソコンやスマホでちまちまと操作してコピーと削除を繰り返すしかありませんでした。
本プラグインを使用するとTHETA V本体から直接USBメモリにファイルを移動できるので、手軽にカメラ内メモリの空き容量を確保することが可能となります。
ただしいくつか条件があります
- USBメモリと接続するOTG ケーブルが必要
- 移動対象ファイルはは4GB未満
- 移動したファイルをカメラにもどすことは出来ない
- ファイルのコピーは今後のバージョンアップで対応していく予定
気をつけたいのが通常のUSBメモリと接続するためにはOTG ケーブルが必要なこと。
USB OTG(On-The-Go)とは、凄くザックリと簡単に説明するとAndroid機器に色んなデバイスを接続する規格です。(詳しい方には違うだろ!って怒られそうな説明ですがw)
既に使用するUSBメモリがあるならそれと繋ぐOTGケーブルを用意すればよいのですが、これからUSBメモリも用意しようと思うならこちらがオススメ。
OTG対応の小型USBメモリで、THETA Vにもパソコンにも直接接続することができます。THETA Vの内蔵メモリが約19GBなので、とりあえず32GBあればまるまるデータ移動ができますね。
【追記】2018.03.02
FAT32でのフォーマットが必要とのことで、32GBまでしか対応できないらしいです。
さらに今回のファームアップでは、ライブビューの画質も改善されました。
こうやってどんどん機能強化されていくのがTHETAの魅力でもありますよね。