Insta360 EVOは全天周360度の写真と180度の立体写真が撮影できるハイブリットVRカメラです。
これで前後2枚のVR180写真を撮影して合成すれば360度の立体写真が作れるのでは?ってことで実際に試してみました。
撮影方法
以前製作した「iPhone用パノラマ雲台」のパノヘッド部分を利用して180度回転できるようにしました。
90度毎にノッチが入っているので、カチッと180度ひっくり返して固定することが出来ます。
360.hatenablog.jp
軸が若干ズレてますが、よっぽど近景でなければ大丈夫だろうということでこのまま使用しました。
普通にVR180で静止画を撮影し、180度回転させてもう一枚撮るだけです。
(2回撮影したことが分かりやすい様に前後のショットに写り込みました)
編集方法
パソコン版の編集ソフト「Insta360 Studio 2019」で普通にVR180に変換するとこうなります。
これは「Horizontal VR180(LR)」での変換です。
表 | 裏 |
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これを右上のProjection Typeから「VR360 3D(Left Eye on Top)」に変更するとこうなります。
上が左目で下が右目のいわゆるTop and Bottom形式です。
180度よりも広い範囲で書き出せるので、前後のショットでもスティッチできそうです。
これを表裏左右4枚の画像に分割して保存します。
表左 | 表右 |
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裏左 | 裏右 |
そしたらこれを表左と裏左、表右と裏右同士で繋ぎ合わせます。
左目360度 | 右目360度 |
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最後にこの2枚を左目を上に、右目を下に配置したTop and Bottom形式で保存すれば完成です。
VeeRに投稿
こうして作成した360度立体写真はVeeRに投稿すればVR視聴することが出来ます。
スマホ用アプリ
Oculus Go用アプリ
これを上記専用アプリで見れば全天周立体写真として楽しめます♪
左右が若干ズレてますが、時間をかけてスティッチすれば精度は上がるはずです。
パソコンからフォローやお気に入りに登録しておけばアプリで探しやすいでしょう。
VeeR VR - Virtual Reality