最近のアクションカメラ・360度カメラ市場は本当に熱いですよね。
特に2025年にDJIが本格参入してからInsta360との競争が激化し、ユーザーにとっては嬉しい選択肢が増え続けています。
そんな中、2026年8月13日に中国で正式発売されたのが「DJI Osmo 360 II」。
初代Osmo 360(2025年7月発売)の後継機として、着実に進化を遂げたモデルです。
今回は、スペックや進化点、実際の使い勝手のポイントをご紹介していきます。
デザインと基本スペック:軽量コンパクトはそのままに
今回試用したのはアドベンチャーコンボ。

Osmo 360 IIの外観は初代をほぼ踏襲しています。
コンパクトでスタイリッシュなボディに、両側に魚眼レンズを配置した典型的な360度カメラスタイル。
重量は約183gと軽く、持ち運びやすさは健在です。

IP68防水で水深10mまで対応(防水ハウジング使用で50mまで)なので、水辺や雨の日の撮影も安心。
動作温度も-20℃からと耐寒性が強化されており、雪山や冬のアウトドアでも活躍しそうです。
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内部ストレージは105GB(使用可能容量)を内蔵し、microSDで拡張可能。
これだけで気軽に撮影を始められるのがDJIらしい配慮です。
バッテリーは2,150mAhに増量(初代1,950mAhから約10%アップ)。
8K/30fpsで最大100分の連続撮影が可能。

27W対応のUSB-C急速充電で、22分で80%まで回復するのも実用的。

画質の大幅進化:ネイティブ8K/60fpsと広大なダイナミックレンジ
最大の進化点は映像性能です。
デュアルの1/1.1インチ正方形CMOSセンサー(実質1インチ相当のイメージングエリア)を採用。
またレンズ交換が可能となったのも嬉しい進化です。

センサー利用率が25%向上し、2.4μmの大きなピクセルとf/1.9の明るいレンズを組み合わせることで、ネイティブ8K(7680×3840)/60fpsの360度動画撮影が可能になりました。

ダイナミックレンジは14.5ストップ(D-Log Mで13.5ストップ)に拡大。
トンネルの出入り口や逆光、日の出・日の入りなど明暗差の激しいシーンでもハイライトとシャドウのディテールをしっかり保持。
ISOは100〜51200と幅広く、低照度にも強いです。
夜間撮影では「AI SuperNight 2.0」が活躍。
f/1.9の大光圏とAIノイズリダクションにより、8K/60fpsでもクリーンで明るい映像が期待できます。

静止画は最大1.2億画素(120MP)のHDRパノラマ写真に対応し、シングルレンズモードではRAW撮影も可能。
360度写真でRAW撮影ができないのはちょっと残念…。アップデートに期待します。
シングルレンズモードでは約3,072万画素の写真や、4K/60fps動画も撮影できます。
360度スローモーションも4K/240fpsなど充実しており、創作の幅が広がります。
ビットレートは最大220Mbps(16Kタイムラプスで600Mbps)に向上し、10-bit色深度とD-Log Mカラーモードをサポート。
後処理での色調整の自由度が高いのも魅力です。

実用性を高める新機能:レンズ交換可能とAIトラッキング
初代の弱点の一つだったレンズの傷問題を解決したのが、ユーザー自身で交換可能なレンズ設計です。
硬化処理された光学コーティングが施され、傷がついても自分で交換できるのは大歓迎。
アウトドアやアクション撮影でレンズが傷つきやすい360度カメラならではの嬉しい改善点ですね。
AI機能も強化されました。
主役追従(Subject Tracking)機能では、AIが被写体を認識・追跡し、360度映像から4Kで切り出して通常の動画として出力可能。
レンズをひっくり返しても被写体が画面中央に保たれるなど、Vlogやアクション撮影で非常に便利です。
NFCクイック接続やWi-Fi 6対応でスマホとの連携もスムーズ。
DJIマイクとの直接接続もサポートされ、音声品質も向上しています。

磁気マウントは双方向対応になり、アクセサリーの互換性がさらに広がりました。
手振れ補正や水平補正も優秀なので、激しい動きの中でも安定した映像が期待できます。
どんな人におすすめ?競合との比較も含めて
Osmo 360 IIは、旅行・Vlog・スポーツ・クリエイティブ撮影全般に適しています。
軽量で長時間撮影が可能で、画質が大幅に向上したため、Insta360 X6(8K/50fps、バッテリーやや大容量など)との比較でも十分に勝負できるポジションです。
特にDJIエコシステムをすでに使っている人(Osmo Actionシリーズやマイク、ジンバルなど)にとっては、アクセサリーの互換性が大きな利点。
価格も抑えめで、初代ユーザーのアップグレード先としても魅力的です。

まとめ:着実な進化で360度カメラの選択肢を広げる一台
DJI Osmo 360 IIは、派手な革命というより「ユーザーの声をしっかり反映した完成度の高い進化」を遂げたモデルです。
ネイティブ8K/60fps、広いダイナミックレンジ、レンズ交換可能、バッテリー強化、AI機能の充実と、実用的な改善が詰まっています。
初代から約1年でのモデルチェンジながら、価格を大きく上げずに性能を上げた点は評価できます。
アウトドア好き、旅行好き、動画クリエイターの方は、ぜひチェックしてみてください。


































































