360 Worlds

RICOH THETAを中心とした360°全天周パノラマに関する話題をお届けします

THETAシリーズの購入はAmazon「リコー 360度カメラRICOH THETA公式ストア」で

2022年3月31日まで日本国内においてTHETAを販売していたのはリコーイメージング株式会社だったのですが、取り扱いが終了となったためなんとなく宙ぶらりんな状態となっていました…。

4月1日以降の取り扱いについては準備が整い次第アナウンスするとのことでしたが、やっとそれが確定したようです。(今日は5/20ですけど…)

今後RICOH THETA及びTHETA関連製品は、株式会社リコーが出品しているAmazonマーケットプレイス「リコー 360度カメラRICOH THETA公式ストア」購入することができるとのことです。
amzn.to

ユーザーにとっては一安心といったところですが、ちょっと対応遅すぎますよね。
THETA Xの発売延期についても、詳細な事情が分からずとてもヤキモキしています…。
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3Dカメラとビューワーが合体!KANDAO「QooCam EGO」発売

KANDAOから新しいカメラ「QooCam EGO」が正式発表されました。

発表会の様子はYouTubeでライブ配信されました。

www.youtube.com

QooCamシリーズはKANDAOのコンシューマーモデルですが、EGOは従来のVRカメラとはちょっと違って動画は16:9、静止画は4:3の「3Dカメラ」となっています。
3Dカメラなら今までも色々あったじゃん!と思うでしょうが、マグネットで吸着する専用ビューワーがセットになっていたり、友人やSNSへのシェアが容易になっていたりと新しい要素が搭載されているのが特長です。

YouTubeに投稿すれば、VRヘッドセットなどで手軽に自作3D動画を楽しめます。

www.youtube.com

主要スペック

レンズ F1.8
FOV:66°(H)52°(V)/79°(D)
センサーサイズ 1/2インチ
動画解像度 3840*1080@60fps(サイドバイサイド方式
写真解像度 8000*3000(サイドバイサイド方式)
動画フォーマット MP4(H.264)
写真フォーマット JPG、DNG(ファームウェアアップデートによる追加)
動画ビットレート 60Mbps
モニターサイズ 2.54インチ
モニター解像度 1440*1600
カラー カメラ:ブラック・ホワイト、ビューア:レッド
本体質量 カメラ:160g、ビューア:114.65g
サイズ カメラ:横94mm*縦52mm*厚み22mm(含レンズ:厚み26.8mm)
ビューア:横97.2mm*縦52.8mm*厚み47.6mm
記録メディア Micro SDメモリカード、最大256GB
マイク デジタルマイク 2個内蔵(ステレオ)
バッテリー容量 1340mAh(交換式)


www.youtube.com

僕は既にクラウドファンディングで早期支援しているのですが、その発送もようやく始まったそうです。
製品到着次第、詳細をレビューします♪

価格は49,500円。既に一般販売も開始されています。

prd.kandaovr.com

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「RICOH THETA X」の発売が延期に…

リコーの新型360度カメラ「THETA X」
既に海外では発売されており、日本国内でも5月中旬の発売開始が予定されていました。

僕は先行して試させて頂いており、レビューも何本か公開しています。
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ところが…
日本国内での発売時期が未定となったという発表がありました。
topics.theta360.com
理由は「生産上の都合のため」とのことですが、これはどういうことなのでしょうか?

半導体不足などの理由で、部品調達が難しくなったのでしょうかね…?
実はTHETAは同じモデルでも国や地域によって内部の仕様が少し変わっているんです。
日本国内向けモデルには、他の地域では使われていないチップなどがあるのかも知れませんね。

海外製品を個人輸入することも考えられると思いますが、上記の様に仕様が異なることなどからサポートも完全ではなくなる可能性もあります。
画質や使い勝手がかなり向上したこともあり心待ちにしているユーザーも多いかと思いますが、残念ながら暫く待つしかありませんね。

あけぼの子どもの森公園「きのこの家」 THETA X HDR #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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使ってみて感じた「RICOH THETA X 」のメリット/デメリット

リコーの新型360度カメラ「THETA X」を試用しており、先日ファーストインプレッションとして記事を公開しました。
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実際に暫く使ってみて、良かった点改良して欲しい点というのがだいぶ見えてきました。

  • VやSC2から買い替えは必要?
  • Z1とXのどちらを選んだら良いの?

そんな悩みのヒントになると思います。

それではまずは動画でご覧ください♪

外観/操作性

一際目につく大きなタッチパネル液晶

従来であればスマホとWi-Fi接続して専用アプリを立ち上げないとできなかったような操作が、THETA X本体だけで殆どできてしまいます。
操作性もスマホアプリと殆ど変わらないので、違和感なくすんなり使いこなせると思います。
さらに直接Wi-Fiに接続できるので、ファームウェアアップデートやプラグインのインストールも本体だけで操作できます。

液晶画面が搭載されたことにより、シャッターボタンの形状が変更になりました。設定で画面タップでシャッターを切る事も可能です。

その他にも以前からユーザーの要望が多かった機能が色々採用されています。
THETAシリーズとしては初となるバッテリーストレージの交換は、特に仕事で使うヘビーユーザーには嬉しい機能です。

また給電やデータ転送に使用するUSBポートが、本体底面から側面へと移動されました。
これで三脚などに固定して使用する際にもエクステンションアダプターなどが不要になります。

静止画

静止画解像度は11K!
フルオートで撮影したJPEGで従来機種と比べてみても解像感は素晴らしいですね。
(V:5376 × 2688、Z1:6720 × 3360、X:11008 × 5504)

こちらがTHETA Xでのフルオート360度写真。theta360.comで開いて全画面表示してみてください。圧倒的な解像感がひと目で分かるでしょう。

羊山公園から望む武甲山 THETA X オート #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

こちらは標準搭載されているHDRモードでの撮影。太陽周辺の白飛びはかなり軽減されてますけど、全体的にちょっと眠たい印象になってしまうかも知れません。
複数枚撮影して本体内で合成するので、屋外では完全な無風状態でないと被写体が動いてしまって解像感は下がります。
羊山公園から望む武甲山 THETA X HDR #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

屋内でのHDR撮影は効果抜群です!
拡大して見ても時計の細い針までしっかり描写してくれています。
あえて撮って出しを掲載しておきますが、編集で暗部を少し明るくしてあげるともっとキレイになりますね。
Sunny food works sakado でHDR撮影 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

こちらは車内のHDR撮影。シートの生地までよく見えます。
THETA X HDR撮影(撮って出し) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

ただしTHETA XはJPEG記録のみの対応となり、RAW撮影ができません。
ってことでDualFisheyeプラグインなどのHDR-DNGも当然非対応です。

下の作例はTHETA Z1でHDR-DNG撮影して編集したものです。

THETA Z1 HDR-DNG9 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

また現時点ではDualFisheye撮影ができないので、スティッチラインの精度が要求される場合にもちょっと困ります…。

とはいえ簡単にキレイに撮影できるということで、日常的に仕事で使用するような方にはTHETA Xが重宝されるでしょう。
個人的には失敗できない撮影に使用するなら、引き続きTHETA Z1を使うと思います。

動画

動画の解像度も最高5.7Kに向上しました。
それぞれの素材を元に5.7K@60fpsで編集しました。最高画質にしてご覧ください。
(ヘッドセットでの視聴は後半VR酔いに注意)
0:00〜:5.7@30fps、0:13〜:4K@30fps、0:25〜:4K@60fps、0:37〜:4K@60fps歩き。

やっぱり5.7K解像度は4Kよりもだいぶ鮮明ですね!
4Kでの30fpsと60fpsの違いは、VRヘッドセットで見た時にだいぶ印象が違うと思います。
天頂補正やスティッチを本体内でリアルタイムに行ってくれるので、撮影データの後処理不要でYouTubeなどで360度のVR動画として公開することができます。

ただし、やっぱり手ブレ補正が弱点です…
他社製品と比べると細かい上下動に特に弱い印象があります。

さらにVやZ1のソフトウェアスティッチの動画と比べると、繋ぎ目も天頂補正も精度が少し劣っているような感じです。しっかりと三脚に固定して撮影するなら良いのでしょうが、この辺は注意が必要です。
せめてハードウェアスティッチのON/OFFを切り替えられたら良いのですがね…。

まとめ

ということでTHETA Xのターゲットとなるユーザーは360度写真を簡単にキレイに撮りたい人
カメラには詳しくないけれど仕事で360度写真を多用するという方にはぴったりなモデルでしょう。
やっぱりビジネス寄りなのかな?という印象です。

仕上がりにこだわる写真家やハイアマチュアであれば、個人的には引き続きTHETA Z1をオススメします。1型センサーはやっぱりキレイだし、RAW(DualFisheye)で撮影できるのは大きいんですよね。

そしてアクションカメラの様に360度動画を撮りたい方、これはやっぱりInsta360シリーズには敵いません。
360度ライブ配信にも使いたいならTHETA Z1、もしくはQoocam 8Kでも良いかも知れませんね。

360度カメラもかなり個性がハッキリしてきて用途に応じて選べるようになりましたね。
カジュアル派にはTHETA SC2もまだまだオススメですよ♪

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解像度はZ1以上!「RICOH THETA X」ファーストインプレッション

海外では既に発売されているRICOHの新型360度カメラ「THETA X」が、ようやく日本国内での販売体制も整って正式発表となりました。
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発表直前のタイミングで実機を入手できましたので、今回はファーストインプレッションとしてまとめてみます。
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お時間のある方はまずは動画をご覧くださいませ。

THETAシリーズ内での位置づけ的にはTHETA Vの抜けた穴を埋めるAdvancedモデルなのですが、なんとPremiumモデルのTHETA Z1を超える解像度で記録できてしまうんです!
静止画解像度は11K!動画も5.7K@30fps!
これは正直驚きましたね。それと同時に海外でもZ1とどっちが上なの?という声が多くありました。
でもTHETA Xは「使いやすさを追求したアドバンスドモデル」との事です。
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ではどんなところが使いやすくなったのでしょうか?
パッと見で目立つのは2.25型のタッチパネル液晶ですよね。これにより従来はスマホアプリとWi-Fi接続しないとできなかった操作も、カメラ本体のみで殆ど同じ様に操作できてしまいます。
クライアントモードでWi-Fiに接続すれば、プラグインのインストールやファームアップも本体のみで操作可能です。

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そしてユーザー待望のバッテリー/メモリーカード交換に対応し、USB端子も底面から側面に移動。これにより長時間撮影や大量枚数撮影の際にも、バッテリー残量やメモリー容量を気にせず安心して使えるようになりました。
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バッテリーはRICOH GRIIIで使用されているものと同じ「DB-110」です。

また処理速度や画像転送速度も向上し、動画は本体内でリアルタイムにスティッチと天頂補正をして保存してくれるなど、とにかく手軽に高画質で記録できるというモデルということです。
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ということで、ターゲットとなるユーザーは結構ビジネス向けになるのかな?という印象です。
価格帯もTHETA Vより高価ですし、カメラを趣味とするコンシューマーであればもうちょっと頑張ってZ1も視野に入ってきますもんね。
THETA Xは2022年5月下旬発売で、オープン価格となっています。(Amazon.com:$796.99)

既に作例もいくつか撮ってはいるのですが、今回はファーストインプレッションってことでここまで。
次回は作例を見ながら実践レポートをお届けします。

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