まるっと360度撮影できるTHETAですが、自分は写り込みたくないと言う方も多いようです。
特に仕事で撮影する場合は、物陰に隠れて無線LAN接続したスマホでシャッターを切るということも多々あります。この写真では壁の裏に隠れています。
LIMITS WGP 2018 Stage #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
でもいちいち隠れて撮影するのも面倒ですし、隠れる場所がない屋外の場合とかだと困ります…
そんな問題を解決してくれるのが新たに登場したプラグイン「Time Shift Shooting」です。
Time Shift Shooting | RICOH THETA Plug-in Store
THETAの前後のレンズを時間差で撮影して1枚に合成してくれるので、撮影していない方のレンズ側に移動することで撮影者が消えるのです。
※THETA Vは近日公開予定のファームウェアアップデートで対応とのこと
使用方法
動画でまとめてみました。
これを見れば「Time Shift Shooting」プラグインを使いこなせるでしょう。
2枚の写真を合成するので、カメラ位置がずれないように三脚などに固定して撮影します。
プラグインを起動してシャッターボタンを押すと、セルフタイマー撮影がはじまります。まず1枚目としてシャッターボタンの反対側(フロントレンズ)が撮影されます。この時撮影者はシャッターボタン側にいます。
続けてセルフタイマーのカウントダウンが開始されるので、撮影者はその間に反対側へ移動します。2枚目はシャッターボタン側(リアレンズ)が撮影され、この2枚を自動的にスティッチすることで撮影者が消えるという訳です。
俺が消えた! #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ってことは、逆の動きをすると分身の術が使えるということですね!
俺が二人! #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
撮影後の確認は設定でチラッとだけ出来ますが、スマホへの自動転送は出来ませんので後から手動で転送することになります。
で、その設定方法なのですが…設定画面の出し方が分かりづらかった…
THETAを起動してスマホと無線接続したら「設定>カメラ設定>プラグイン」でプラグイン選択画面を表示します。
ここで「Time Shift Shooting」プラグインを選択して起動します。
設定 | カメラ設定 | プラグイン | プラグイン起動 |
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そしたら「プラグイン起動中」と表示されるのですが、この文字をタップ!
えぇっ!ここ押せるのか!
これでライブビューやシャッター操作ができ、さらに各種設定画面にアクセスできるようになります。
プラグイン起動中 | ライブビュー | プラグイン設定 |
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ここまで設定できたらバーチャルツアーなどで連続して撮影する場合に便利に使えそうです。
遊びで使ってみても面白そう♪