このブログの読者の方なら「なんでアイツはONE Xの話題をしないのだろう?」と思っているかも知れません。
もちろん気になってますし、レビューもするつもりです。
でもそれ以上に気になっていることがあるのですよ…。
こちらの360Penguinはご存知でしょうか?
安価な360度カメラとしてONE Xよりも先に公開されました。
https://www.360rize.com/360penguin/
そして先日発表されたInsta360 ONE X。
話題となっている「ドリフトダーツ」はこの製品の本質ではありません。しかしスペック的にはコンシューマー向けVRカメラとしては間違いなくトップレベルです。
Insta360 ONE X - Own the moment.
で、ここからが本題。
この2製品のデザインってTHETAに似てますよね?
なぜ似てると思うかというとレンズの配置です。
Insta360 ONE(Nanoも)にしてもGoPro Fusionにしても、前後のレンズがズレて配置されてました。
そして前後の光軸が揃ったカメラはTHETA以外はかなり厚みがありましたよね。
これはTHETAのプリズムを利用した二眼屈曲光学系が特許を取得しているため、他社では光軸を揃えてスティッチ精度を上げることが難しい。と記憶していたのですが…。
こうなってくるとTHETAのアドバンテージがだいぶ少なくなってきますよね。
次のTHETAがどんな形で登場するのかによって、業界の主導権が大きく動くのかも知れません。
現時点ではアラシの開発力に他社は追従できそうにありませんね。