360 Worlds

RICOH THETAを中心とした360°全天周パノラマに関する話題をお届けします

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[PR]って書けっていうから書きますが、商品提供などがあったとしても特に記載がない限り率直な意見を述べたレビューであり、忖度した広告記事ではありません。アフィリエイトは利用しています。

Oculus GoやPSVRからVuze XR内のファイルを直接閲覧する方法

以前プラグインを使ってOculus GoなどDLNA(Digital Living Network Alliance)に対応している機器からTHETA V内のストレージに直接アクセスする方法をご紹介しました。
360.hatenablog.jp

Insta360 EVOやTHETA Z1などのニュースが続いたため暫く触ってなかったVuze XRですが、ファームウェアのバージョンアップによってこのDLNA接続に対応していました。
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Version 1.2.52426
Date 19/3/19

  • DLNA implemented. Allows playback of 3D 180 and 2D 360 videos and stills with Oculus GO directly from Vuze XR camera for the 4K/30 fps videos and stitched photos.
  • Fix for overexposed video thumbnail in bright conditions and AE converge in the beginning of a video
  • Still capture time optimizations
  • Improvements in still image quality
  • Moderated sound indications in camera
  • Bug fixes

https://vuze.camera/vuze-xr-camera-firmware-release-notes/

操作手順

まずはファームウェアを最新の状態にして起動します。
通常無線LAN接続するには電源ボタンの上にある無線LANボタンを押すのですが、ここをポチポチっと2回押します。すると電源のLEDが青い点灯に変わります。
この状態でOculus Goの設定>Wi-FiからVuzeXR_xxxxxxxxに接続します。

電源が青色に点灯 Wi-Fi接続設定
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無線LAN接続が完了したらギャラリーにメディアサーバーが追加されているはずです。
アクセスするとストレージ内のコンテンツが一覧表示されます。

メディアサーバーが追加 一覧表示
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2D360も3D180も再生できるのですが、動画は4K解像度でないとダメなようです。
コンテンツを開いたら正距円筒図法で表示されるので、投影方法を切り替えて全画面表示にします。

2D360 3D180
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これでパソコンなどで処理せずに撮ったその場でVR体験ができるようになりました。
これはメチャメチャ便利です♪
是非お試しください。

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Z1はこんなにキレイ!歴代THETAの解像度を比較

THETA Z1はとにかく静止画がキレイになったってのは既に皆さんご存知でしょう。
Engadgetでの実践レビューではVとZ1の解像度の違いを比較しました。
japanese.engadget.com
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でも使ってみて分かったんですけど、Z1はJPEGで記録するよりもRAWで記録して現像処理すると解像度がアップするのですよ!
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  • JPEG:6720x3360ピクセル
  • RAW現像:7296x3648ピクセル

うぅむ…数字で見てもいまいちピンとこないですねぇ…

ってことで、折角なので歴代THETAの解像度を比較してみました!
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うわっ!驚いた!
THETAってこんなに進化していたんですね!
画素数で言ったら4倍以上じゃないですか。
そりゃぁキレイになったってのも分かりますよね。

今回、体感としてm15からSになった時以上の画質向上を感じたのですが、こうやって比較してみると正にそんな感じですね。

鎌北湖展望台 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

THETA Z1で清流を撮る!

THETA Z1を先行して試させて頂いております。

まずはこちらの作例をご覧ください。
スローシャッター #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

めちゃくちゃ綺麗ですよね!(自画自賛)
暗部ノイズも目立たないし、明暗差の激しい箇所でもパープルフリンジは発生していません。
従来の360度カメラでは表現できなかった描写です。

撮影方法

高画質になったとは言え、何も考えずに撮影している訳ではありません。

実はフルオートだとこんな写りです。
薄暗いので絞りは開放になり、感度も高くなりますよね。

フルオート:1/60秒、f/2.1、ISO800
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で、マニュアルモードに変更し以下の設定で撮影しました。
絞って感度を下げ、水の流れを表現するためにシャッタースピードを遅くしました。

マニュアル:2秒、f/5.6、ISO80
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あれ?全体的に明るくなっちゃってますね?
NDフィルターがないのであまりにもシャッタースピードを遅くするとこうなっちゃいますよね。
そうです。明るくなってしまうのは承知の上なのです。

実はこの写真、JPEGだけではなく RAW でも記録しています。

これをLightroom Classic CCで現像し、RICOH THETA Stitcherプラグインで書き出します。
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するとこんな感じ。
雰囲気のある写真になりました。

マニュアル撮影RAW現像後
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この様にTHETA Z1ではカメラとして作品の画づくりが本格的に楽しめるようになりました。
従来の360度カメラはどうしてもガジェットの域を抜けられなかった感がありますが、THETA Z1は間違いなくカメラです!

もう過去のTHETAには戻れない…

360度撮影に最適な自立一脚「Bushman Monopod」

360度カメラで手持ち撮影すると、自分の手が大きく写り込んでしまいます…。
コレを回避するためにいわゆる自撮り棒を利用している方も多いのではないでしょうか。
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今回は僕が今まで使ってきた自撮り棒(モノポッド)を動画でご紹介します。

ってことで、現在は「Bushman Monopod」が最強です!
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雲台が小さくて写り込まないし、長く伸びるのにシッカリ安定して使える。

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三脚を固定した後にカメラの向きを調節できたり、オプション品で金属部にも固定できる。

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流石によく考えられていますね!

商品の詳細は下記リンク先をご覧ください。

これら諸々がセットになった「360 MONOPOD BUNDLE」もあります。
https://bushman-panoramic.com/poles/bushman-monopod-bundle.html?cmid=RzNFSEtGcHZYMlk9&afid=K084S1lrcTJ6TFE9&ats=cGppeGRNaFBaYUU9bushman-panoramic.com

こう見えてお仕事なのです! #thetaz1 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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ちょっと高いけどAmazonでも売ってるんですね

KANDAO QooCamがFacebookの3D写真に対応

いきなりですがこちらをご覧ください。

立体的に見えますよね!?
スマホなら傾けるだけ、パソコンならマウスを画像の上でグリグリ動かしてみてください。

この様なFacebookの3D写真を投稿するには二眼カメラのiPhoneが必要でしたが、QooCamVR180写真を利用してパソコンから投稿できるようになりました。

手順

まずはQooCam StudioにVR180写真を読み込みます。
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ここで下部の設定からProjectionを「Perspective」に変更し、お好みのScaleでトリミングします。
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画角が確定したら「Render」をポチッとな♪

するとRENDER画面に切り替わります。
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そしたら下部の設定を変更。

  • Type:Mono
  • Format:.png(もしくは.jpg)
  • Output With Depth:Yes

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これをレンダリングすると指定したフォルダに2枚の画像が書き出されました。

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それぞれファイル名はこんな感じになってます。

  • Output_KD3D_20180918_160032.png
  • Depth_Output_KD3D_20180918_160032.png

このグレースケールのデプス画像はPhotoshopなどのペイントソフトで修正可能です。

次にデプス画像のファイル名を変更します。
頭の部分の「Depth_」を削除して、後ろに「_depth」を付け足します。

  • Output_KD3D_20180918_160032_depth.png

最後にこの二枚の画像を選択してFacebookに投稿すると自動的に3D処理が施されます。

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無事に3D写真として投稿できました!

QooCamをお持ちの方、是非お試しください♪

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