THETA V の本体内でのハードウェアスティッチ機能が公開されました。
現時点ではAndroid版のアプリのみで設定可能で、iOS版は11月中旬頃にリリース予定とのこと。
【追記】iOS版11/16リリースされました
まずはカメラのファームウェアとスマホアプリを更新します。
(ファームウェア『バージョン 1.10.1』以上、RICOH THETA S for Android バージョン1.14.0以上)
更新内容は以下の通り。
■RICOH THETA S for Android バージョン1.14.0
- THETA Vと接続時に、動画モードで撮影時スティッチのON/OFFを設定できるようになりました。
- THETA Vで撮影した動画をスマートフォンに転送する時に、天頂補正のON/OFFを選択できるようになりました。
- THETA Vと接続時に、動画モードでホワイトバランスと露出補正を設定できるようになりました。
従来はスマホやパソコンでスティッチ作業をしていたのですが、このバージョンアップでTHETA V本体でリアルタイムにハードウェアスティッチしながらEquirectangularで撮影することができます。
これによりTHETAを垂直に固定して撮影できる場合は「撮影時スティッチON」で撮影し「天頂補正OFF」で転送することで、スマホへの転送時間を短縮することができます。
撮影時スティッチON | 天頂補正OFF |
---|---|
動画はフルオート撮影でしたが、露出補正とホワイトバランスを設定できるようになりました。
これで顔が暗くなったり色がズレたりすることはなくなりますね。
露出補正 | ホワイトバランス |
---|---|
その他の更新
iOS版アプリは以下の機能が更新されました。
■RICOH THETA S for iPhone V1.13.7
- 4K動画を2Kにリサイズせず転送できる端末が増えました。(iPhone6s/6s plus,iPad mini4th/5th)
- Bluetoothのみで接続している場合も、オート以外の静止画撮影モードを設定できるようになりました。
- バグの修正とパフォーマンスの向上を実施しました。
パソコン用アプリもバージョンアップしました。
■パソコン用アプリケーション
- 動画変換時にFull HDへのリサイズを選択できるようになりました。
Full HDに縮小しても元が4KなのでTHETA Sよりも断然キレイです!
編集アプリ
■ THETA+ for iPhone バージョン1.7.0/THETA+ for Android バージョン1.7.0
- 新規ビュー「二画面」を追加いたしました。
- スタンプデザイン・テキストフォントを刷新いたしました。
- ユーザーインタフェースを改善して使いやすくなりました。
■THETA+ Video for iPhone バージョン1.7.0/THETA+ Video for Android バージョン1.7.0
- 新規ビュー「二画面」を追加いたしました。
- ユーザーインタフェースを改善して使いやすくなりました。
二画面投影では裏表(左右)対面の画像/映像にすることができます。
これで対談動画などが簡単に作成できますね。
THETA+ではスタンプやフォントが刷新されました。
THETAもどんどん進化していますね!!!