360 Worlds

RICOH THETAを中心とした360°全天周パノラマに関する話題をお届けします

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ついに登場!1.0型センサー搭載ハイエンドモデル「RICOH THETA Z1」

ついに出ましたね!新型「RICOH THETA Z1」
僕も発表会に参加して少しだけ触ってきました。

まずはYahoo!クリエイターズで速報的に動画を公開しましたので御覧ください。(約1分半)

https://creators.yahoo.co.jp/wackys/0300013016creators.yahoo.co.jp
この動画ではギュッとまとめてしまったので詳細がわからないですよね…
ってことで実際に触ってみた感じや、作例を見た感想をまとめます。

主な特長

世界初のコンシューマー向け全天周カメラとして2013年に登場したRICOH THETA。毎年秋に新機種が登場していたのですが、2018年は更新されませんでした…

そのサイクルから数ヶ月遅れで登場したのが「RICOH THETA Z1」

何と言っても一番の進化は1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載したこと。
THETAの構造をよくご存知の方は従来のデザインと大きく変わっていないのにどうやってそんなに大きなセンサーを入れたの?って思うかも知れませんが、なんとプリズムで3回屈折させるという超ド級の変態設計です。(めちゃくちゃ褒めてます)

ボディもマグネシウム合金で軽量ながらも剛性を確保しています。

光学系は大刷新されてレンズも大きく、3段階の絞り機構(F2.1、F3.5、F5.6)もついています。1.0型センサーを入れたのでボディは厚みを増しました。

USBがType-Cになったのと、三脚ネジが金属製になったのは朗報です。
見えづらいですがストラップホールも付きました。

側面のボタン類は従来の電源、無線LAN、Modeに、新たにFn(ファンクション)ボタンが追加され、有機ELパネルの表示やセルフタイマー、プラグインなどの切り替え操作を行えます。

本体下部の有機ELパネルには各種撮影情報やプラグインなどを表示でき、撮影モードや各種設定の確認が容易に行えるようになりました。

画質比較

前機種THETA Vも他の360度カメラと比較すると写真画質は頭一つ抜けていたイメージがありますが、それすら過去のものと思えるくらいの大幅な画質向上を体感できます。
パッと見の解像感がまるで違います!

さらにRAW記録やでダイナミックレンジや解像感が向上。PhotoshopとLightroom用のプラグインも提供され、現像後にそのままスティッチすることができます。
またゴースト、フレア、パープルフリンジも大幅に軽減されています。ついにずっと気になっていた赤玉からサヨナラです。

暗部ノイズもかなり目立たなくなってます。

個人的に嬉しいのは「インターバル合成機能」が復活したこと。これで星景パノラマ写真撮影が楽しくなります。

まとめ

最後に動画性能に関してですが、基本的にはTHETA Vと変わらず4K/30fpsとなっています。ただしこちらも光学系の大刷新により解像感はアップしていることでしょう。(作例は見ていませんが)
手ブレ補正や4ch空間音声記録にも対応していますが、個人的にはTHETAの動画は三脚に据えてじっくり撮影する使い方が良いと感じています。

Androidベースのシステムやプラグインでの機能拡張などはTHETA Vから継承されており、ハイアマチュアからプロフェッショナル用途にまで対応できるでしょう。

2019年3月下旬発売予定で、リコーオンラインストアでの価格は税別11万7500円。
Amazonでも既に予約が始まっています!

残念なのはバッテリーやストレージが内蔵のみなところ。やっぱり交換できた方が使い勝手は良いのですが、この辺は何らかのポリシーがあるのでしょうかね?USB端子が底面なのも三脚で塞がれてしまって使いづらいですよね…。きっとスペースや熱問題などがあるのでしょうけれど…。
それと水中ハウジングや3Dマイクロフォンも使えなくなってしまいましたね…。

業務でTHETAを使用しているなら間違いなく買いですが、趣味のカメラとしてはちょっと気合が必要な価格ですね…

とは言え、比較の作例を見てしまうともうTHETA Vには戻れないです!

こちらはTHETA Vでの記念撮影です

1インチセンサを変態的構造で搭載してきた「THETA Z1」登場! #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

同時にセミハードケースとレンズキャップも発売されます。

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おまけ

エンディング撮影中(染瀬さんに撮っていただきました)