360 Worlds

RICOH THETAを中心とした360°全天周パノラマに関する話題をお届けします

Kandaoの3D視差スティッチングアルゴリズム開発から少し先の未来を考えてみる

VR動画にはいくつかの種類がありますが、よく目にするのが360度の全方位動画と前方向180度の立体動画です。これらはコンシューマーカメラでも撮影できるのでとても手軽です。

さらに360度の立体動画というものが存在するのですが、撮影にはプロ向けのカメラが必要になります。
その代表的なひとつが KANDAO Obsidianシリーズ

下の動画がObsidian Proで撮影された360度立体映像です。
360度映像が上下に並んでいますが、上が左目用、下が右目用となっており、VRゴーグルなどで視聴すると立体的に見えるのです。

KANDAOと言えば、コンシューマー機の初代Qoocamから奥行き情報抽出が可能だったんですよね。

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Facebookに投稿するとこんな感じで立体的に見えるんです。

そして先日、この技術をさらに追求したObsidian Pro向けの3D視差スティッチングアルゴリズムの開発プロジェクトが進行中との情報がSNSでシェアされました。
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下の動画は先程の360度立体映像から抽出された奥行き情報(デプスマップ)
これをもとに、人間の視差に近いより見やすい3D映像を生成できるように、スティッチングアルゴリズムを開発しているとのことです。

これが何を意味するのか?
今のVR実写映像はカメラを中心に周囲を見回す(3DoF)ことしか出来ませんが、奥行き情報が追加されると多少移動できる(6DoF)ようになるのではないでしょうか。

現状は視差補正された3Dスティッチ画像の出力と対応する深度画像の出力について達成できており、さらにアルゴリズムの改善や最適化、精度向上に取り組んでいるとのことです。

色々妄想が広がりますね♪

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