2013年に登場した初代THETA。
今年は発売10周年の記念の年となります。
当時は「こんなオモチャはカメラと呼べない」などと言っていた人も居たけれど、その当時に記録しなかった場面は二度と見ることはできません。
そしてここ最近のAI技術の発達もあり、過去の360度写真もかなりキレイに再構築できるようになってきたのです。
では、実際にどれほどの効果があるのか比較してみましょう。
THETA画像高画質化手順
まずこちらが初代THETAで撮影したオリジナル画像です。
当時は本体内で天頂補正はしてくれなかったので、保存されている画像はこの様に歪んでいます。
高画質化するに当たり、まずはこれをデスクトップ版THETAアプリなどで天頂補正してあげましょう。
theta360.comに投稿したパノラマVRはこんな感じ。(当時スマホアプリから投稿したような気がする)
エプソンイメージングギャラリー エプサイト(高画質版) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
高画質化に使用するのは「Topaz Photo AI」
www.topazlabs.com
ノイズを除去したりエッジを際立たせたりできるだけでなく、解像度自体も大きくしてAIで補完してくれるのです。
今回は元画像3584x1792ピクセルを、縦横2倍の7168x3584ピクセルにしてみました。
初代THETAがフラッグシップモデルのTHETA Z1に近い解像度になっちゃいます。
で、実際に画質はどれくらい違うの?ってことですよね。
これくらい違います!
分かりづらいですね…
もっと寄ってみましょう。
どうですか!全然違いますよね!
さらに顔も認識してお肌もキレイに補正してくれちゃいます♪
これを書き出して、さらにPhotoshopで色調補正をかけてあげました。
こうして高画質化したパノラマVRがこちら。
できればtheta360.comで全画面表示してみてください。
AIで高画質化した10年前の初代THETAの写真 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
もちろんTHETAじゃなくてもOK♪
これなんか2009年に撮影したパノラマですが、昨日撮ったと言っても疑わないレベルですよね!
こうなるとあの当時THETAで色々撮っておいて良かった〜って思いますよね♪